実は昨日宝塚音楽学校の演劇発表会本番でした。
本当は6月に3週間お稽古をして、7月頭くらいに演劇発表会をするのが
毎年の恒例ですが、谷先生がお亡くなりになったので「今年は発表会できない
のかなあ…」と思ってたある日学校に呼ばれて…。
「渡辺先生、演劇発表会なんですが11月29日です」
「え?無理です!私、実は1年で一番大切な日なんです。全部お稽古やって
本番だけ来ない状態で許してくださるのであれば…」
「いやいや、じゃあ前倒ししましょう」と昨日に発表会がありました。
私は30年間演劇発表会やってきてるんですけど、色んな演目をやってきてる
中でここ何年間は全く一緒『炎のボレロ』をやってるんです。
もちろん40分間なので全部はできません。私が台本を書き換えて短く纏めて
ますけど、やはり『炎のボレロ』は自分は一番ジェラールが好きで見てても懐
かしく、色んな仲間たちの役もあるのでやっぱり思い出しますし…。
私は先生をやってることによって、過去の台本を全部置いてますし、授業でも
自分のやった役を結構やらせることがあるのでまだ本当にず~っと宝塚に居れ
てるような感じです。
炎のボレロ…「どんなに嫌われてもついて行く~」ですよ。
「再会20周年」の時にシギちゃんが来てくれて…シギちゃんという人は全然表に
出ようとしない人なんです。頑なに表に出てこない人だったのを「今度再会が
20周年だから来てくれる?」と聞いたら「行くっ!」と言ってくれて。
で『炎のボレロ』を歌い出した瞬間、私がガーーッと泣いてしまったという…
すっごい情けなかった、あれは情けなかった。「泣くな、紫苑ゆう!」という感じ
でした。不覚にもでした。あれは自分でもビックリしました。

     『 再会Part24』  日時:2025年11月29日(土) 場所:ホテルオークラ神戸 平安の間
Legend of Shion

紫苑ゆう様

貴女に冠詞を付けるならば、やはり、「宝塚の」という言葉が一番
相応しいでしょう。
「めっちゃ好きやねん」とあれ程愛した宝塚が、今では貴女を称える
冠詞となり、否、貴女が宝塚を代表する顔になってしまったのです。
宝塚大劇場の千秋楽、客席やロビーに溢れた大勢の御客様ばかり
ではなく、「宝塚」が紫苑ゆうとの別離を惜しんでいました。

大劇場は貴女の最後の姿を優雅に演出しようと踏ん張って支え、
ピンスポットは最後の笑顔を一段と輝かせようと瞬きもせず狙い、
劇場は最後の瞬間を優しく包み、
緞帳は何度も何度も貴女の姿を御客様に見て欲しい と働いていた。

そして、みんなは心の中で呟いていた
「私達を愛してくれて有難う」と。

今年はディナーショーをさせていただきました。
私、写真撮られることが本当に嫌いで…。
今までのディナーショーのポスターも「(HPの)宣材写真でお願いします」と
新たな撮影を断ってました。 今回もそう言ったら、さすがに大ブーイングで…。
で熟考しまして、最初に「うたかたの恋」でその時にこの軍服を着ることは
決めていたので、「あ、素顔で軍服着ちゃう?全身で!一応全身には自信が
あるのでそれで行こう」となりました。

今回すごく単純な話なんですけど、お衣装というものがいかに大事かというこ
とを思い知ったディナーショーでした。私自身は頭にこれ(白軍服)を着て、
次はベルばらOG公演で作った紫の衣装でフェルゼンをすればいいし、トート
は完璧にガラコンサートの時の衣装があるので全然大丈夫だったんですけど…
あやかちゃん(白城あやかさん)がマリーはいつも「再会」で着てくれてるのが
あるけど、マリー・アントワネットとエリザベートが、劇団にお頼みしてもショーの
衣装みたいなあまり良いものが出てこないんですね。
であやかが「ネットで探してみます」と言ってたんですが、本番間近に劇団から
「完璧にマリー・アントワネットの紫のベルベットの衣装出します、輪っかの!」と。
 こりゃあディナーショー成功したわ!と思いました。
そりゃあ全然違いますよね、ネットで買った衣装と本物のアントワネットの衣装
だったら。 それであやかちゃんがそれを聞いて、本公演の時にマリー・アントワ
ネットをしたことがなかったので全カツラまで作ってきてくれて、完璧にアントワ
ネットの恰好で出てくれるようになって。
それだけでもどれだけグレートが上がったか。
あとエリザベートはあやかはエリザベートやってましたから、その時の衣装が
そのまま出たんですね。だから全部本物でいけた。


最後の曲です。
ディナーショーの時も申し上げましたが、谷先生がお亡くなりになりました。
トップ披露の『白夜伝説』、あとは辞めてから音楽学校でご一緒でした
ので、私が全部わがままを言ってディナーショー2回…もちろんこの間の
ディナーショーもしてくださる予定でした。
バウホールリサイタル、全部谷先生がしてくださったり…
去年皆様にも言いましたけど『ベルサイユのばら』OG公演の時に「先生、
『愛の柩』歌いたい!」「え?ええよ」と言って、歌わせてくれて…
本当に心の温かい、優しい先生なのに口下手というかあたりが下手で、
でも本当に優しい、優しい先生なんです。
最後の方に学校にいらっしゃらなくなった時「ああ、お具合がお悪いの
かなあ」と思ってはいたのですが、奥様から「本当に辛い状態のまま車で
学校の前まで送るんだけど、それまでは立ち上がれないくらいの状態な
のに、『学校に着いたよ』と言ったらパッと起き上がって凛々しく入ってい
くんです」とお聞きして、もうどれだけ苦しい中で命を削って宝塚の為に
頑張ってくださったのかなあ…と思って。
皆さんもお読みくださってると思いますが、現役時代私の退団記念の
宝塚グラフの号がありました。それに各先生方からの言葉というのを
頂いた時に、谷先生の言葉を読んで泣いたんですね。
ここで読ませてもらっていいですか?

再  会

皆さん、本当にありがとうございました。もう…幸せでした。
どうぞこの後もコロナ、インフルエンザ、風邪どうぞお気をつけて。
もちろんそれ以外こけたりしないように、私のように。
どうぞ皆さんお元気でいて下さいね!
ありがとうございました


最後に2026年の予定も少しお話くださり、一度退場されたにもかかわらず
鳴り止まない拍手の中、再度ご登場くださったお優しいシメさん
シメさんも会場の皆様も名残惜しそうな雰囲気の中、今年の「再会」も
無事に幕を閉じました。

次回2026年「再会Part25」は同じ会場で、2026年11月14日(土)に開催予定
です。 皆様、ぜひお越し下さいませ。 お待ちしております。

こういう外からの目線というか、私がどれだけ宝塚を愛してたかというのを
もちろんわかってくださってて…
そんな“スポット”とか“大階段”とか“緞帳”とかまでが心があるように私に
向かって「ありがとう!」という、そういう考え方をしてくださる谷先生だった
んですね。
ディナーショーで最後に『愛の旅立ち』を歌う時、本当に先生の言葉だなあ
と思いました。
今日「再会」で私のファンの皆様ばっかりいてくださるので、こうして谷先生
のお話をさせていただきました。先生、聞いてるかい?

それでは、また心を込めて最後の歌になります。
『愛の旅立ち』お聞きください。

「熱愛のボレロ」、この間花組さんで再演され、舞台稽古を観に行かせて頂きました。
当たり前で客席で観ることなんてなかったので、初めて観せていただいた時に
何でしょう…あまりのセットの美しさと場面の美しさに『ああ、私はサヨナラ公演で
こんなに素晴らしい場面をさせて頂いたんだなあ』と本当に幸せに思いました。
本当に「熱愛のボレロ」感動しました!
岡田先生のショーだったのですが、もちろん楽しませて頂きました。
私は古い人間なので、今のショーにはちょっとついていけない。
個人的な意見ですが…一番嬉しかったのが客席降りと強制手拍子がなかったこと。
すごい嬉しかった!やっぱり岡田先生だなと思って観させていただきました。

去年も凪七瑠海さんと「夢の音楽会」で歌って、その時も�「𠮷�﨑先生が私にくだ
さった最高の宝物です」という話をしました。熱愛は、私はずっと自分の歌として
歌い続けていくことになると思います。

次は「ジャンプ・オリエント」です。
いつものように、もちろん初めての方もいらっしゃるし、ちょっと振り
指導いきましょ。皆さん、「知ってるって~」と思わないで下さいね。
はい、いきます!

振り指導のあと、シメさんは客席後方に移動されます。

いつもこんなにたくさん集まってくださって…で驚くのが、初めての方もいらっしゃるとお聞きした時に
「どこをどう押したら初めての人が来はるん?30年前辞めた人に?」という感じなんですけど。
数日前にHPにメールが来て、北海道から「今回初めて参加させていただきます」とあり、そのメール
に「自分は文四郎でファンになったので、さわりだけでも歌ってくださったら…」と書いてありました。
曲目はもう決まったあとだったけど、そう言ってくださるのが嬉しいのでプレゼントとしてちょっとだけ
アカペラで歌ってみようかなとその方のお陰で思いました。

ここでシメさんは別のお衣装にお着換えのため上手袖に入られます。
そのお時間を利用し、プレゼント当選者&恒例「瞳の中の宝石」を
シメさんに歌っていただける方の抽選発表がありました。

あやかちゃんは毎年「再会」に来てくれるんですけど、5年くらい前から
声帯の調子が悪かったんですって。それをおしてずっと来てくれてて、
でその後最悪に悪い状態になったのでディナーショーの前に手術を
してなんとかディナーショーをやってくれたんです。すごい無理をさせ
てしまって…。でもあの人がいなかったら出来なかったディナーショー
なので、とっても感謝しています。
なので結論からいうと、あやかちゃんは今日お休みです。
ということは…?皆さん、あやかが来る前の「うたかたの恋」を覚え
いますか?皆さんがマリーですよ!

毎年毎年もう奇跡だと思っています。 なんでこんなにたくさんの方が来てくださるんやろ?
本当にありがとうございます!ありがとうございます!
この11月の時期に「再会」をするって、体調管理のことを考えると本人も含め皆様も戦々恐々と
なさってるでしょ?皆さんよくご無事で…。

この後昨年からこの日までのご自身のご健康について…インフルエンザになったり、声が出な
くなったり、ご自宅でも温泉でも転倒してしまったり…とお話がありました。
大事にならずによかったですね!
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  (期間限定)

紅葉が鮮やかに色づいた秋晴れの日、1年に一度待ちに待った『再会Part24』
が開催されました。
ここで簡単ではございますが、レポートとしてお伝えします。

『再会』の始まりを告げる「ラ・カンタータ!」の前奏が流れ、会場の期待が
高まる中シメさんのご登場です。
麗しの白軍服をお召しになったカッコいいお姿にどよめきが起こりました。
シメさんが会場を回ってくださる先々で、お逢いできた喜びに最高の笑顔と
なり、思わず手を振ったり、歓声を上げたり、ファンの皆様の熱いお気持ちが
溢れ出る様子が見られます。

「ラ・カンタータ!」
「愛の旅立ち」
「ジャンプ・オリエント」
「恋の笹舟」
「瞳の中の宝石」

見学に来ていた本科生も一緒に、「ジャンプ・オリエント」も大盛り上がりで
終わったあとまたステージにてトークの再開です。

「うたかたの恋」

当選者に向かって客席をゆっくりと進むシメさん
当たってほしいような…当たってほしくないような…
でもやはりとても幸運なことなので、当選者の方も舞い上がり
ながらもその幸せを嚙みしめていらっしゃるようでした
そしてまたシメさんはセンターステージに戻られます。

New!
(アカペラで)
「熱愛のボレロ」
「炎のボレロ」