report4

宝塚のベルばらについて・・・
ベルばらに憧れて入ったバッチリ世代です。再演の時に、フェルゼンと
オスカルをさせていただいて嬉しかった！オスカルの髪型は、８つの
鬘を作って日替わりでやっていました。
（池田先生からも、シメさんのオスカルをご覧になって『オスカルが
生きて、命をもって舞台に立っていると思った！』と嬉しいお言葉を
いただきました。）

お稽古着はフェルゼンとオスカルでは変えましたか？
フェルゼンは男役なので、ちゃんとズボンをはいてやりましたが、
オスカルは白フリフリブラウスにベルベットズボンにロングブーツ履いて
ました！花組に特別出演でお稽古場に行った瞬間に、皆がＴシャツに
タオルだったのでひかれましたね　『変なのが来た！』みたいな・・・。
教え子たちには『お稽古場からきれいな格好して臨みなさいよ！』と
言っています。

音楽学校の授業で「ベルばら」をされますか？
絶対やらせます。予科の時は『アンドレーッ！』と橋の所に行ってから
起き上がって『シトワイヤン！行こーーーっ！』という所ですね。
あと女役さんにはジャンヌをやらせます。高笑いを出来るようになること、
自分をガーッとさらけ出せるように。『皆、これを見てよ！』の所ですね。
（私が）女役ならジャンヌをしたいです。

若さの秘訣・元気の素を教えて下さい。
音楽学校生のエキスを吸うこと
肉食ですし、お酒も飲みます。パワーの源は牛（肉）です
あとクラッシックバレエを教えています。

お休みの日は何をされていますか？
ものすっっごいインドア派です。ただ温泉には飛んでいきます
旅は大好きです。

手塚治虫記念館の館長からのご質問。
手塚治虫作品にどのような印象をお持ちですか？お好きな作品は？
ジャングル大帝が大好き！本もソノシートも持ってました。歌も全部
歌えます。お皿は鉄腕アトムでしたし。

「ベルサイユのばら」を一言でいうと何ですか？
「ベルサイユのばら」がなければ宝塚を受けようと思ってませんし、
今のこの輝かしい人生はないと思ってます。宝物・・・という言葉では
言い表せないほど、私にとっては人生を導いてくれたものです。

司会者から「宝塚退団されて20年ですが、変わらない！『元トップ
スター』とご紹介するよりも『現役！』と言ってもいいです！」と
いきなりの絶賛に少々照れ気味のシメさん　
会場からも大拍手です
事前にいただいていた質問にお答えするという形で、司会者の
ナビゲートにより進んでいきました。
劇画・宝塚歌劇の「ベルサイユのばら」の話題を中心に、いろいろな
お話が飛び出しましたが、ここで少しご紹介します

とても気持ちの良い晴れのお天気に恵まれた2014年9月13日、
宝塚ホテル　宝寿の間で、宝塚市トリプル周年(歌劇100周年、
市制60周年、手塚治虫記念館20周年）記念イベントとして
池田理代子さんとシメさんによりますトークショー『宝塚で開花した
ベルサイユのばら・・・そして再会』が催されました。
宝塚市長や「ベルサイユのばらRシリーズ」のバラを育成された京成
バラ園芸社長をお迎えしたこのトークショー、当日少しでも良い
お席を・・・と一番に並ばれたファンの方は4：30にいらっしゃったとか
そんな皆様の熱い想いの中、トークショーは始まりました。
宝塚市長開会のご挨拶、「ベルサイユのばらRシリーズ」贈呈式、
池田理代子さんインタビュートークの後、いよいよ待ちに待った
シメさんのご登場です

まずは、みどりシシィ様に言葉ではいい尽せない
心からの感謝を

谷先生、吉﨑先生（熱愛のパパ

）、バンドの皆さん、
スタッフの皆さん、宝塚ホテルの皆さん、パティシエの奥村さん

・・・
温かい愛に感謝です

愛は巡ります

そして
台風が近付く中、それぞれの色々な事情の中、
この日に焦点を合わせ来て下さった皆様

心から
ありがとうございました

この幸せが伝わります様に

Ｐ．Ｓ
皆様に『あっ』と思って頂きたくて、わざとプログラムを
メニューから外してもらいました。
このシオンのコダワリ、わかっていただけるかな

ふふふのふ

宝塚退団20年を記念し、宝塚ホテルにてシメさん退団後初の
ディナーショーが開催されました
ここで写真と共に簡単にレポートします。

この日を今か今かと待ちわびたシメさんファンの皆さんが
全国各地からぞくぞくと集まり、会場は開演前からワクワク
ドキドキ期待と興奮の雰囲気に包まれます。
とっても美味しいお料理、そしてスペシャルなデザートを堪能
した後、いよいよショーの始まりです。

オープニング、舞台中央から紫のお衣装のシメさんが登場
（久しぶりの紫・・・。紫のお衣装をこんなに上品に、気高く
着こなされるのはシメさん以外には考えられません。
いつ以来でしょう・・・？）
「TAKARAZUKA FOREVER」を情感たっぷりに歌われます。
指揮をして下さる吉﨑憲治先生、ケニー・マーチ・グランド・
オーケストラのご紹介の後、まずは題名に「愛」がつく曲を
続けて３曲
「愛におののく花」「愛の宝石」「愛」・・・です。
「愛におののく花」は、シメさんが研７の時に初めてレコーディング
した想い出深い曲だそうです！

これを作って下さったパティシエ　奥村さんはシメさんのファンで
「エリザベート　ガラ・コンサート」もホテルの方々と観に来てくだ
さいました。シメさんが宝塚ホテルのレストランに食事に行くと、
シメさんに因んだスペシャルデザートをすぐに作って出して下さる
のですが、そのセンスは抜群でシメさんも「すごいすごい」と
いつもお喜びでした。
残念ながら少し前に他のホテルへの異動の辞令が出ていたの
ですが、このシメさんのディナーショーだけは・・・！と延ばして
下さったそうです。
騒ぎが少し落ち着いた頃、会場の皆さんのお気持ちを察して
異例のことですが、奥村さんが恥ずかしそうに登場してくださると
いうサプライズが　もちろん会場からは大喝采です。
とても温かい心のこもったお食事タイムとなりました。
ここにもシメさんへの「愛」が形として表されていますね
奥村さん、本当にありがとうございました

最後に・・・白のプレートとお皿に書かれた「yu shion」は、この日の
ためにシメさんが書いて下さり、それを形取ったものです

このディナーショーにはとっても心温まる、スベシャルなデザートが
用意されていましたので、ここでご紹介します
お皿の上には美しく、美味しそうなデザートとバラの花びら、そして・・・
１日目にはオスカルが　２日目には下の写真の通り７種類のシメさんが
まるで今にも動き出しそうにチョコレートで描かれていました
特に２日目はデザートタイムになると、それに気づいた会場の皆さんは
当然大騒ぎ　全てのバージョンをカメラに収めようと食事中にも関わらず、
お目当てのお姿を探してウロウロされてる方のなんと多いことか
当然ですよね、もちろん私もその一人・・・。

次は日本物の曲「望郷の琵琶歌」「花夢幻」、そして懐かしい曲を・・・ということで
「目覚め」（Ｓｈｉｏｎ～愛の祈り～のオープニング曲）・「冬の薔薇」（ジーザス・ディアマンテ
のコーイヌール）・「シナーマン」（ノバ・ボサ・ノバ）です。
「目覚め」では舞台から下りて客席を回ってくださいました。
また「コーイヌール」でお馴染みの「冬の薔薇」・・・シメさんの歌を聞きながら、
シメさんとシギちゃんのあの素晴らしいダンスシーンが頭の中をグルグル駆け巡って
いた方もきっと多かったのではないでしょうか・・・。
そして「シナーマン」！　曲の始まりと共に入った手拍子を、片手を少し上げ「ストップ！」
というゼスチャーをされたシメさん。きっとご自身も歌に集中し、「しっかりと聞いてほしい！」
というメッセージだったのでしょう。あまりの迫力・熱唱・素晴らしさに息をするのも忘れる
ほどでした
またシメさんのお気持ちに、一瞬にして手拍子が止む会場のファンの皆様！
見事に・・・心は一つでした！

白のお衣装に着替えられたシメさん
ディナーショー最後のシーンはもちろん「熱愛のボレロ」！
そして・・・アンコールは「愛の旅立ち」
シメさんからの「愛」がストレートに伝わってくるこの２曲に
感極まって涙する人が続出で、この愛に溢れた素晴らしい
ディナーショーの幕を閉じるのに本当にふさわしい曲であり、
シメさんの熱唱でした。
まさにタイトル通り『Forever Love』
愛でいっぱいのディナーショーとなりました。

ここからは「エリザベート」コーナーです。
スベシャルゲストの大鳥れいさんによる「私だけに」の後、黒の
トートらしいお衣装のシメさんと「私が踊る時」「ドクトル登場
～マラディ～最後のダンス」「私だけに～リプライズ～」です
まるで「エリザベート」のお芝居を、全幕通して観ている錯覚に
陥りそうなほどに引き込まれてしまったこの３曲！
「エリザベート・スペシャルガラ・コンサート」よりも更に進化した
トートに身動きができません